5月の新緑の季節になってあちこちにいろんな草花が生えてきました。
それに合わせて田んぼや畑の畔、土手や道端の草刈りが盛んに行われています。
その光景を見ながらふとこんなことを思い出しました。
昭和天皇がお庭を散歩されていた時に、お付きの方が
「陛下、庭に雑草が生えて. . .」と言った時、
昭和天皇はこう言われたそうです。
「君、雑草という名の草はありませんよ」と。
なんかこの言葉の持つやさしさがいいですよね。
生きとし生きるもの、どんなものにも命があるのです。
みんな一生懸命生きている。命は大切にしなければなりません。
診察室の壁に、相田みつをさんの日めくりカレンダーが掛けてあります。その中にこんな言葉があります、
名もない草も実をつける
いのちいっぱいの
花を咲かせて
2015年5月24日