みなさん、「Tレグ」って知っていますか?
これはゆくゆくはノーベル賞の候補になるんじゃないかと言われている大発見なのです。
しかもこれを発見したのはまたまた日本人です。現在大阪大学教授の坂口志文氏です。
で、Tレグというのは 制御性T細胞 といいまして、これにより花粉症などのアレルギー疾患の治療が飛躍的に発展する可能性が出てきました。
そもそも花粉症や食物アレルギーやぜんそくなどのアレルギー疾患は、人間の体に
外部から異物が入ってくるとそれを排除しようとする攻撃細胞が現れて攻撃をしますが、それがあまりに過剰になりすぎて起こってしまいます。そこで、「この異物は害がないぞ」、とか攻撃細胞が攻撃し続けていると、「もうその位にしといてやれ」、と言って攻撃をやめさせる働きをする免疫細胞の存在が発見されたのです。 それがTレグ(制御性T細胞)なのです。
これを利用して新しいアレルギーの治療をしようという研究が進んでいます。
花粉症やいろんな食べ物によるアレルギーやぜんそくなどが克服される日も近いのです。
楽しみですね。
2015年5月14日