白内障の新しい治療薬～もう手術はしなくて良い～
現在白内障の治療は外科的な手術によるものしかなく多く行われていますが、
できれば手術はしたくないという人も多く悩むところでしたが、
ついに白内障の新しい治療薬が開発されました。これにより白内障は手術を
しなくても治療ができる時代が来ます。白内障の治療に革命的変化が起きます。
白内障は、黒目のすぐ後ろにあるカメラでいうレンズにあたる部分が年齢とともに
白く濁っていく病気で誰の眼にも起こります。そうなるとかすんで見えにくくなってきます。
今まではその濁りを取る薬剤がなかったために、治療としては手術しかなかったのです。
カリフォルニア大学サンディエゴ校と契約して研究を進めている企業が、
水晶体混濁解消に有効な物質を薬剤として開発し、さらに臨床試験も済んでいよいよ
治療薬として確立しつつあります。これにより、今までは進行を抑制する薬剤しかなく
手術が唯一の治療方法でしたが、 白内障が手術をしなくても治療ができる時代が
ついに来ます。
2016年6月8日
